ボイスレコーダーを使うメリットと有効活用するポイントを解説

2024.05.272024.05.27

ボイスレコーダーを使うメリットと有効活用するポイントを解説

ボイスレコーダーを使ったことはありますか?

近年、パソコンやスマートフォンで手軽に録音ができるようになりました。

「ボイスレコーダーはプロの道具」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

録音に特化したボイスレコーダーは様々な場面で活躍する存在で、ビジネスから日常生活まで広く取り入れることができます。

本記事では、ボイスレコーダーの特徴や活用シーン、音質の重要性とボイスレコーダーできれいに録音するコツを解説します。

ボイスレコーダーが必要とされるシーンとは

そもそもボイスレコーダーとは

「ボイスレコーダーという名前は知っているけれど使ったことはない」という方も多いでしょう。

ボイスレコーダーは音声の録音に特化した機器のことです。似た言葉にICレコーダーがありますが、いずれも同じものと考えてよいです。

厳密には、ICレコーダーはIC(integrated circuit:集積回路)を用いて録音するデジタル機器を指す言葉で、ボイスレコーダーはデジタル・アナログ(カセットテープなど)の両方を含む言葉です。

現在は、デジタルの録音機器が用いられることがほとんどであるため、ボイスレコーダーもICレコーダーも同じ意味合いで使われています。本記事ではボイスレコーダーに統一して解説を進めます。

ボイスレコーダーの特徴と活躍シーン

ボイスレコーダーの特徴は、名前の通り「人の声」をきれいに録音できることです。音楽などの複雑な音もきれいに録音してくれます。

近年は、パソコンやスマートフォンに搭載された録音機能が使われることも多いですが、録音に特化したボイスレコーダーの方が音質良く録音できます。

また、録音に特化したシンプルな作りなので使いやすいです。再生機能もしっかり備わっているため、繰り返し聞いたりする作業にも向いています。

「パソコンを使いながらパソコンの録音機能を使う」「スマートフォンでの録音中に着信が入ってしまう」など、他の用途と併用できるデバイスならではの煩わしさがボイスレコーダーにはありません。気がついたらバッテリーが切れていたということも、パソコンやスマートフォンに比べると少ないです。

様々なシーンで活用されるボイスレコーダーですが、具体的には次のようなシーンで使われます。

・会議や打ち合わせ内容の録音

・授業や講義の録音

・音楽を録音(音楽レコーダーという名称で販売されている機器もあります)

・インタビューや取材の音源

・英語など語学学習用の音声の録音、または再生

他にも、趣味に活用する、トラブルを記録する、自身の声で日記をつけるなど、使われ方は様々です。

ボイスレコーダーの音質が大事な理由

良い音質を期待できるボイスレコーダーですが、うまく録音できないということもあります。例えば次のような場合です。

・ボイスレコーダーの配置取りがうまくできていない:録音したい音から遠かったり、遮蔽物があったりすると、音がうまく拾えない可能性があります。近くに雑音がある場合も同様です。

・録音環境と設定が合っていない:ボイスレコーダーにもよりますが、様々なシチュエーションを想定したモード設定を備えているものがあります。例えば、カフェでの一対一の会話を録音したい場面で、広い空間で多くの音を拾う設定にしてしまうと、店内の音が入り込んでしまいます。

・録音環境とマイクの機能が合っていない:マイクの機能や設定も注意したいポイントです。先のシチュエーションごとのモード設定にも通ずることですが、拾う音のボリュームに合わせてマイク設定を行える機器もあります。マイク設定を間違えると音割れしてしまったり、小さい音が録音されないということがあります。また、マイクがオフになっている(マイク機能が有効になっていない)といった凡ミスが起こることもあります。

ボイスレコーダーを使いたい場面というのは、音を記録しておきたい場面です。後から聴いて「何だかわからない」となれば録音の意味がありません。

また、その時々の言い回しや雰囲気は、音で記録しておかなければ振り返りづらいものです。

音質が悪く内容がわからないような場合は、録音していないに等しいともいえます。

裁判の証拠やトラブルの記録など、しっかりと客観的にわかる状態で残しておきたいものに関しては、音質がなおさら重要になってきます。

ボイスレコーダーできれいに録音するための方法

「せっかく録音したのに音質が悪かった」という事態は何としても回避したいもの。

きれいに録音する方法をいくつかご紹介します。

必要な音をしっかりキャッチし、なるべく雑音を減らす

先に挙げたように、ボイスレコーダーの配置、モード設定やマイク設定で失敗する場合があります。この部分に気をつけるだけでも音質アップが期待できます。

具体的には、録音する部屋の大きさ、場所、話者と録音機器の距離に注目しましょう。

できれば、話者と録音機器が遮られないようにボイスレコーダーを配置します。テーブルの上など安定した場所がベストです。置き場所の近くで雑音が発生していないかどうかにも気をつけましょう。細かなポイントとして、ボイスレコーダーの下に布などを置いて振動音などを防ぐ、空調などの真下に置かないといったことも挙げられます。マストではありませんが、こだわるに越したことはないでしょう。

話者との距離は離れていない方が録音しやすいですが、講義や講演などだと会場が広いこともあるでしょう。この場合も、広い環境に合った設定を行う、周囲にノイズがない場所に位置を取るといったことで対処できます。ボイスレコーダーによっては方向を指定することで拾いたい音を明瞭に録音してくれる機能を備えているものもありますので、積極的に活用しましょう。

話し方に注意する・してもらう

話し方も音質に大きく関係します。声が小さかったり大きすぎたりすると、録音できなかったり音割れしたりします。またはっきりした発言の方が後で聴き返しやすくもなります。

可能であれば、話者にあらかじめ録音することを伝え、ボイスレコーダーを意識した声量で話してもらうとよいでしょう。

自身も発言する・場を進行するという場合は、自身の声量や話し方が指標になるよう意識するという工夫もできます。

ボイスレコーダーにこだわる

一口にボイスレコーダーといっても、機能・性能は様々です。

普段どのような場面でボイスレコーダーを使いたいか考えた上で、用途に合ったボイスレコーダーを選ぶことも重要です。

広い用途に向くもの、遠くの音も集音できるもの、容量が大きいものなど、必要な機能を見極め予算と合わせて検討してみてください。

複数のボイスレコーダーで、ほぼ同じ場所から同じ音を録音してみたことがありますが、機器によって結構な差があります。

「これまでうまく録音できなかったけれど、ボイスレコーダーを変えたら良くなった」ということもありえます。

文字起こしは副業やアルバイトでもおすすめ

会議や打ち合わせ、取材・インタビュー、講演・セミナーなどの音声の録音であれば、録音して終わりではないことが多いです。

議事録の作成や記事化などを目的とする場合があります。

その前の作業として欠かせないのが「文字起こし」です。「文字起こし」とは、録音した音声の内容をテキストに書き起こす作業のことです。

近年、文字起こしの需要は高く、アルバイトの求人やクラウドソーシングでの依頼も多くあります。アルバイトで収入を得たい方、副業を始めたい方からの注目も高いです。

文字起こしに必要なスキルは、基本的な語学力とタイピングなどのパソコンのスキルです。場合によっては専門性が高かったり、英語翻訳が必要といったハイレベル案件もありますが、未経験からでも始められるものが多くあります。

簡単に始められて空き時間でも取り組めるため、未経験の方にもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか? この記事では、本記事では、ボイスレコーダーの特徴や活用シーン、音質の重要性とボイスレコーダーできれいに録音するコツを解説しました。

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