iPhoneで文字起こしする方法 使えるアプリ・ツールを紹介

2024.07.182024.07.18

様々な機能を備え、ユーザーからの支持が高いiPhone。iPhoneでできることはさらに増えており、幅広いシーンで多くの使い方をしたいと考える方も多いでしょう。

iPhoneには、精度の高い音声入力や録音機能も備わっています。

これらを積極的に活用している人の中には、

「iPhoneで録音した音声を文字起こしできないだろうか?」

そう考える人もいらっしゃるでしょう。

本記事では、iPhoneで文字起こしを行う方法について解説します。そもそもiPhoneで文字起こしはできるのか、メリットは何か、具体的な方法やアプリ・ツールをご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてください。

iPhoneで文字起こしってできる?

2024年7月現在、iPhone自体には文字起こしの機能は備わっていません。

音声入力や録音機能は備わっているため、他のアプリやツールを使うことで文字起こしが可能となります。

iPhoneに標準搭載されている音声録音アプリに、「ボイスメモ」があります。簡単な操作で手軽に音声を録音できるので、ビジネスからプラベートシーンまで幅広く使われています。

ボイスメモで録音した音声を他のアプリで文字起こしするというケースも多いようです。

また、Google ドキュメントなどiPhoneで使用できるツールから音声入力で文字起こしを行うケースもあります。

iPhoneで文字起こしをするメリット

iPhoneの標準機能では文字起こしはできませんが、他のアプリやツールを使うことで文字起こしが可能になると説明しました。

そもそも、音声を文字起こしするメリットは何でしょうか。文字起こしのメリットは「情報を可視化できること」にあります。その時々の情報を音声で記録しておけるのは便利ですが、音声のままでは後から内容を振り返るのに不便であったり、全体を把握したりするのに時間がかかることがあります。文字にしておくことでデータとしての利便性が高まるのです。

iPhoneユーザーであれば、iPhoneで録音し、文字起こしまで完結できれば、手軽に音声データとテキストデータを管理することができます。録音のために別デバイスを持ち歩く必要もありません。

また、iPhoneの音声入力の精度は年々向上していることも話題になっています。メッセージやチャットなどをタイピングではなく音声入力で文字を入力することで、普段のやりとりが楽になる可能性があります。

iPhoneで文字起こしをする方法

ここでは、iPhoneで録音した音声を文字起こする方法について解説します。

ボイスメモなど録音音声を文字起こしする際、一般的な方法は次の3つです。

・人の耳で聞き、人の手でタイピングして文字起こししていく方法:完全に人力で行う方法です。作業時間の目安として、1時間の音源で約3〜4時間、場合によっては10時間以上かかることもあるとされています。

・アプリ・ツールなどを使って文字起こしする:先に述べたように、文字起こしの機能はiPhoneに標準搭載されていません。そのため、文字起こしのアプリ・ツールを別途準備する必要があります。この場合、①よりも効率的になる可能性がありますが完璧ではないと考えた方がよいです。人のチェックは必須になるため、作業時間や負担をゼロにすることはできません。

・業者に外注する方法:人の手による高いクオリティと作業負担減が期待できます。業者の選定方法は以下の記事でも解説していますので参考にしてみてください。

テープ起こしの業者はどう選ぶ? 比較ポイントを解説

iPhoneで文字起こしができるおすすめのツール

音声入力でリアルタイムに文字起こしをしたい場合は次のようなツール・アプリが活用できます。

・Googleアカウントがあれば誰でも使える「Googleドキュメント」:iPhoneの精度の高い音声入力との合わせわざで文書作成などに活用できます。

・iPhoneのメモアプリ:iPhoneユーザーの方であれば標準搭載されているメモアプリをお使いの方も多いと思います。音声入力とメモアプリを活用する方法もおすすめです。

録音音声から文字起こししたい場合、次のようなアプリ・ツールがあります。

・音声だけでなく動画や画像からも文字起こしできるウェブアプリケーション「文字起こしさん」

・多機能でバランス良く使えるアプリ「Texter」

・スマホでもパソコンでも使え、Zoom等との連携も可能な「Notta」

・複数人の声を認識するMicrosoftのiOSアプリ「Group Transcribe」

・シンプルで使いやすい文字起こしアプリ「Speechy Lite」

・英語の文字起こしに特化したiOSアプリ「Otter」

・Webから無料で簡単に文字起こしができるAIツール「MyEdit」

それぞれ、無料で使える範囲や料金プランは異なります。気になるものをチェックしてみてください。

文字起こしを専門業者に外注するメリット

文字起こしのアプリやツールは増えており、精度も向上しています。しかし、人が仕上げたようなクオリティにはならないことが多いです。

とはいえ、ご自身で作業するのは大きな負担となります。人の手による高い品質と作業削減を狙いたい場合、文字起こしの専門業者へ依頼するのがおすすめです。

文字起こしを専門業者に外注することで、次のようなメリットが期待できます。

・プロの作業で高品質になる

・ツールやアプリだけでは実現できない精密さを期待できる

・要望にフレキシブルに対応してくれる

・効率化や人件費削減につながる

・専門知識を持った人材に作業してもらえる

ただ、依頼する相手先によっては次のようなこともありますので、注意してください。

・情報漏洩リスク:データの受け渡しが発生するため、信用できる業者かどうか見極める必要があります。

・品質が保たれない:「期待していたクオリティでなかった」というケースもあります。

・契約不履行リスク:しっかりと契約を結んでいれば起こりづらいケースですが、クラウドソーシング経由で依頼しトラブルになるというケースもあります。

こういったリスクを回避するためには、実績があり評判の良い業者に依頼するのがおすすめです。高クオリティ・低価格を実現している業者も存在します。業者によって、サービスの内容や価格、強みが異なってくるため、自身のニーズに合った業者を選ぶとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? この記事では、iPhoneで文字起こしを行う方法について解説しました。そもそもiPhoneで文字起こしはできるのか、メリットは何か、具体的な方法やアプリ・ツールをご紹介しました。

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