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書き起こしの豆知識

2021/6/7


ライター以上に需要あり??
文筆業に欠かせない書き起こし作業


ライティング関連の仕事をインターネットで探すと「書き起こし」の案件が多数あります。

実はライティングにおいて重要なのが「書き起こし」です。

取材で人に話を聞くときは、現在はメモがわりにICレコーダーなどに録音をするのが主流。そのデータを文字化するのが「書き起こし」作業で、その後の執筆過程になくてはなりません。

では書き起こしとは具体的にどんな内容なのか、どこでプロになれるのか現役のライターが解説します。


書き起こし作業の流れ



「書き起こし」は、録音データなどの音声をテキストデータに書き起こす作業です。

発注者によって「テープ起こし」や「文字起こし」などと呼び方の違いはあれど、作業内容は変わりません。録音データを聞いて、ひたすらキーボードを叩いてテキスト化していく作業です。

とある書き起こし案件を受注したとします。すると発注者から録音データが届きます。

ちなみに録音データは、そのファイル容量が大きいこともあり、インターネットのファイル便を経由して届くケースが多数です。

受注者はそのファイル便にアクセスしてデータを解凍し、作業に取り掛かります(時に映像から書き起こす場合もあります)。

また、書き起こしに使うテキストソフトはなんでも構いません。メジャーなアプリは「Microsoft Word」ですが、それこそOS標準のメモアプリでもOKです。

ただし、提出する際は「Microsoft Wordのファイルで」等と指定される場合があるので、そのときは依頼者の指定に沿いましょう。

以上が書き起こし作業のざっくりとした流れです。


なぜ書き起こし作業が必要か



そもそもなぜ書き起こし作業が必要なのでしょうか。

まず、何か独自の記事を書こうと思ったら、誰かに話を聞く過程は無視できません。それが記事の素材となるので、会話や発言の記録は不可欠です。

筆者が駆け出しの頃は、年配のライターや編集者からインタビューや記者会見の記録は「録音するのではなく手書きで」と教えられたことがあります。

しかし、実際に話を聞きながらメモを取る作業は、かなりの訓練を積んでいない限り必ずどちらかが疎かになります。筆者自身「あれ、今なんて言った?」とつまずいているうちに、話を聞きそびれた経験は幾度もあります。

現在はレコーダー自体も小型で、ましてやスマホにも録音機能が付いています。レコーダーさえ回しておけば、聞き逃しのミスを防げます。また、言った言わないのトラブルを防ぐ意味でも、録音は必要と言えます。

録音をもとに記事を作成するには、そのデータを可視化しなければなりません。記事の信頼性を高めるためには内容の正確性が求められるので、書き起こしが必要となるのです。

本来ならば書き起こしは、話を聞いた本人がすべきです。しかし書き起こしは時間がかかる作業で、他の仕事と同時進行できるものでもありません。

だからこそ、書き起こしの代行という需要が生まれます。

筆者の体感では、あるインタビュー記事を作成する際、書き起こし作業を終えた時点で8割は記事の作成が終了。残りは起こしたテキストの語調やストーリーなどを整える作業(整文)となり、記事の執筆自体にはそれほど時間と手間がかかりません。

それだけ書き起こしには手間がかかります。しかし、それがなければ執筆すらできません。面倒だからといって疎かにしてはいけない。でも、できれば誰かにお願いしたい。それが書き起こし作業です。

書き起こしは一見地味な作業です。しかし楽しくないかといわれれば、そうではありません。書き起こしのネタは、インタビューや座談会、会議など様々なものがありますが、話題が面白いことが結構あります。

書き起こしを多数こなしていると、まれに各界の著名人などの書き起こし案件に出会う場合もあります。その方の考えなどを本人の肉声を通して聞ける機会は、貴重な体験です。

話が面白ければ、作業も楽しくなります。ひたすら苦行というわけではありません。


どこで受注できるか



書き起こしも仕事である以上、発注者がいて我々受注者がいるわけですが、発注と受注に様式などはありません。

まず筆者の書き起こしの受注パターンは、長年付き合いのある媒体の編集者からの受注が多数です。

編集者は常に時間に追われていますので、書き起こしなどの面倒な作業は外部に委託したいと考えています。

そこで編集者は、頻繁に連絡を取り合うライターに「ごめん、ちょっとテープ起こしてくれない?」とコンタクトする場合が多いです。しかも特定のジャンルを扱う専門媒体なら、専門用語がわかる近い関係のライターに頼むのが安心です。

このような受注ができれば「テープ起こしならこのライターさん」と、次もオファーを頂けます。受注側もライティングのスキルがあれば「原稿化しましょうか」と提案ができ、原稿化の分の報酬が上乗せされます。

ただし、このパターンはライターのキャリアがあってこそになるので、誰もがすぐに実践できるわけではありません。

しかし現在は、インターネットで書き起こしの募集もあり、初心者はそこで門戸を叩くのが一番手軽です。

書き起こしのキャリアを積み上げたいのなら、クラウドソーシング系のサイトに見られる単発の案件に応募するのではなく、登録スタッフを募集しているところを探すのがおすすめです。その方が長期的な仕事関係を築けます。

ちなみに「コエラボ」では、長期的に対応できる書き起こしスタッフ(在宅)を募集していますので、覗いてみてください。

スタッフ募集ページ

受注できたら誠心誠意取り組んで、1分1秒でも速く仕上げて信用を得て次に繋げてください。「たかが書き起こし」のような安易な考えは禁物です。


書き起こしのスキルアップはどうすれば良いか



書き起こしは時間と手間がかかる作業です。依頼者は時間と手間を省きたいがために外部に委託します。時間と手間を省きたい裏には「急ぎたい」気持ちもあるため、納品が速ければ速いほど依頼者の満足度は高まり、次の依頼へと繋がります。

ゆえに書き起こしはスピード勝負。作業者はタイピングの上達が不可欠と言えます。

まず、ブラインドタッチの習得は必須です。聞いた言葉をすぐにキーボードに打ち込み、かつ画面を見ながら漢字を正確に変換していかなければなりません。

そこで入力のたびにキーを探して目線を泳がせていたら、積もり積もって膨大な時間をロスします。そのためブラインドタッチが欠かせません。

ブラインドタッチが苦手だと感じる人はトレーニングを積みましょう。ブラインドタッチは技術なので特別な才能は必要ありませんし、練習量に比例して必ず上達できます。

ブラインドタッチのトレーニングは、スポーツ根性でひたすら取り組むのは疲れると思います。そこでおすすめなのがトレーニング用のアプリやWebサービスの活用です。

私が活用したのは、歌詞を練習素材として提供しているサービスです。自分の好きな曲の歌詞を打ち込むので、楽しくトレーニングが積めます。

そこでは時間を計ったり、間違いやすいキーを分析したりもできるので、仕事前のウォーミングアップにもなります。

トレーニング方法は人により千差万別ですが、楽しいトレーニング方法を見つけると上達が早まるのは確かです。

タイピングの自信がついたらテープ起こしを受注できるよう、積極的に仕事を探してみましょう。何より本番は一番上達します。

そして本番もある程度こなしたら、1時間で何分の音声を起こせるか、平均値を出してみるのがおすすめです。

平均値を出すことで自分の対応可能な作業量が分かります。さらに時給換算してみると、どれくらいの速度で仕事を進めれば、自分にとっての採算ラインの見当が付きます。要はその採算ラインに向けてトレーニングすれば良いのです。

書き起こしの上達に近道はありません。数をこなして、自身の最良の方法を開発しましょう。


書き起こしをしやすくする道具・アプリ



書き起こしの効率を上げるためには、使用する機材やツールにも着目しましょう。

特に音声の再生機器に気を配ることは大変重要だと思います。なぜならば書き起こしは「再生」「停止」「巻き戻し」を頻繁に繰り返しながらの作業となるため、操作性が悪いとそれだけで時間をロスし、ストレスも増えます。

筆者も機材やソフトなど様々なものを検討しました。参考になれば幸いなのですが、現在私が書き起こしに使用しているのは、iPad Proと、App Storeで販売されているDJのアプリです。

この組み合わせのポイントはまさに再生機能の操作性にあります。DJアプリの応答性に優れた再生・停止・巻き戻し機能をタッチスクリーンで細かく操作できるため、操作上のストレスを大幅に軽減できました。

また、イコライザーで聴きたい音声の帯域を増幅したり、ノイズを低減できたりもするので、聞き取りやすさも格段に違います。

それ以外にも、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使用したり、自分が打ち込みやすいキーボードを選んだりと、工夫している点は多数あります。いずれにせよ、自分が作業しやすい機器を揃えることで、作業効率を大幅に高められます。

「弘法筆を選ばず」とは言いますが、書き起こしはスピードと正確さが命の仕事です。私の組み合わせは一例に過ぎませんが、自分が作業しやすく、かつ少しでも楽しくなるような機材・ツールの組み合わせをぜひ探してみてください。


最後に



記者が誰かにインタビューをして記事を執筆する仕事がある限り、書き起こしの作業も無くなりません。

音声認識アプリも存在しますが、語り手の感情も汲み取ることは機械にはできません。そのため書き起こしにはまだまだ人間の手が必要ではないかと思います。

むしろ執筆だけではなく、会議の議事録作成など様々な場面で書き起こしは必要とされるため、需要は執筆以上かもしれません。それだけプロになれる機会が多いと言えます。

将来ライターになりたいなら、書き起こしの経験は必ず生きますし、ライターになった後も書き起こしを頼まれる機会があります。ですから、書き起こしの経験は大きなアドバンテージになり得ます。

「コエラボ」では、書き起こしライターを常時募集しています。書き起こしの経験をさらに積みたい方、専門分野の書き起こしが得意な方など、経験者の方はもちろん、未経験の方のご応募も受け付けています。ぜひこの機会に応募してみてはいかがですか?

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